びわ湖毎日マラソンの歴史

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第27回大会

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大会名:第27回 毎日マラソン ミュンヘン・オリンピック最終選考
日 時:1972年3月19日13時スタート
天 候:晴れ、気温16度、湿度61%、無風
コース:大津市・皇子山陸上競技場−守山市山賀折り返し
出場者:出場67人、完走53人


宇佐美(左)と君原の激しいデッドヒートが展開された39キロ付近

ベテランがありったけの力を出し尽くして、栄光のテープを切った。ミュンヘン五輪代表の座をかけたレースは宇佐美彰朗(日大桜門陸友会)が2時間20分24秒で4年ぶり2回目の優勝を果たした。30キロでリードを奪った原嘉則(小西六写真)が逃げ切るかに見えたが、いったん離された宇佐美が38キロで原を抜き、君原健二(新日鉄)の猛追もかわした。前半で遅れた采谷義秋(広島県教委)も3位に入る追いあげをみせ、“ベテラン三強”が恐るべき気力で締めくくった。


順位 氏名 都道府県 (所属) 記録
1 宇佐美 彰朗 東京 (日大桜門陸友会)  2:20:24 
2 君原 健二 福岡 (新日鉄)  2:21:06 
3 采谷 義秋 広島 (広島県教委)  2:22:48 
4 原 嘉則 東京 (小西六写真)  2:23:24 
5 中村 正美 広島 (電電中国)  2:24:10 
6 北山 吉信 宮崎 (旭化成)  2:24:28 
7 上原 敏彦 三重 (東洋ベア)  2:25:47 
8 内野 幸吉 広島 (東洋工業)  2:26:25 
9 安田 亘 埼玉 (大東文化大)  2:28:47 
10 川井田 茂 鹿児島 (鹿屋農高教)  2:29:30 

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