環境キャンペーン

第65回びわ湖毎日マラソン大会「環境キャンペーン」ご報告

 第63回大会(08年)より、環境問題をテーマに開始した表題のキャンペーンは3回目の今大会も無事に終了することができました。今回は、昨年9月の国連総会で温室効果ガスの大幅な削減目標(90年比▲25%)が掲げられたなかでの大会であったことに加えて、新スポンサーのもと、ブース、イベント数とも従前を超す啓発活動を展開することができました。準備期間を含めて雨天続きのなか、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。大会実行委員会では、今後も「環境保全は琵琶湖から」をキャッチコピーに、啓発内容の一層の充実に向けて準備を進めて参ります。

 

 

提携イベント

ヨシ刈り(滋賀銀行) 1月30日

草津市下物町の琵琶湖岸で400人が参加。
ヨシ刈りのほか、今年10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議のパートナーシップ事業として、ニゴロブナ1000匹を放流した。

環境写真展(県立水環境科学館) 2月17日~3月14日

大津、膳所、高島、長浜北、八幡商の5高校生が滋賀の環境の「今」を撮影した作品65点を展示した。

草津市こども環境会議(草津市) 2月13日

エコクラブ所属の子どもたちが交流し、日頃の遊びの場を通じて感じる自然について話し合った。

いま・なぜ・ごみキャンペーン(ごみ問題を考える草津市民会議) 2月14日

草津市内のごみのリサイクル率、資源回収の実績などをパネル紹介するなどした。

びわ湖レイクサイドマラソン(びわ湖ロードレース実行委員会) 2月28日

大津港―草津市烏丸半島港前の15kmコースに333人、なぎさ公園サンシャインビーチ-同半島港前の12kmコースに741人の計1074人が参加した。

大会コースを自転車走行
(おおつ環境フォーラム・自転車にやさしいまちづくりグループ) 3月6日

「環境にやさしい乗り物」のPRのため、大会前日にマラソンコースを自転車で一列縦走するプレイベント。今回は、雨天のため中止となった。

ケイ・オプティコムの活動

今大会では選手のナンバーカードにヨシ素材の織布を使用した。
琵琶湖畔に植生するヨシの生態系保全機能に着目した同社が採用した。
また、マラソンコースではタイマー車、監察車として電気自動車を使用した。

ふれあいテントでのイベント

滋賀県立大学の学生グループ

バイオ燃料による排ガスの臭気体験や家庭の廃棄物を使ったリサイクルプランターのPR、子ども向けの紙芝居やスタンプラリーなどを6ブースで展開した。また、地産地消を目指した食材を用いた、けんちん汁を販売した。

びわこ成蹊スポーツ大学の学生・教職員グループ

乗り物に安易に頼らないエコな体力作りを目的にボールを使ったスポーツレクリエーション「びわスポキッズフェスティバル」を計画、5~8歳の子どもたちを対象に指導した。

NPO五環生活

彦根と長浜の市街地で運行されているベロタクシー(電動アシストモーター付き三輪自転車)が登場、小回りのきいた走行を披露した。また、おもしろ自転車の試乗もあった。

おおつ環境フォーラム・自転車にやさしいまちづくりグループ

自転車を利用した生活スタイルの見直しについて、パネルで啓発した。

こなんの森・薪割りくらぶ

環境にやさしい燃料啓発を目的に、滋賀県甲賀市の山林で管理伐採した間伐材2トンを搬入、おのを用いて薪割りを体験してもらう一方、薪ストーブで燃やして暖かさを体験するコーナーを設置した。

彦根の狂言愛好家グループ

環境キャンペーン参加用に作成された台本「ほたる」を上演、20分のショートストーリーで自然保護の大切さを啓発した。

淡海環境保全財団推薦グループ

滋賀県地球温暖化防止活動推進員大津グループのメンバーがオリジナルソフトを用いて、家庭での省エネを診断するなどした。
自転車発電の体験コーナーも設置した。

大津市公園緑地協会

地産地消を目指したパン焼き実演など。

日本陸連

JAAFグリーンプロジェクトの取り組みとして、テント村そばの国体記念広場で河野洋平会長らがサクラを記念植樹した。

NHK

大型ビジョンとステージを設置、人気キャラクター「どーもくん」「ななみちゃん」が登場、よし笛コンサートやクイズ大会が開かれた。正解者にはエコバッグがプレゼントされた。

毎日新聞社

ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんらと取り組んでいるMOTTAINAIキャンペーンの紹介や、水と緑の地球環境本部のシンボルキャラクター「そらべあ」の絵本パネルを展示、「今できること」を啓発した。